お知らせ

運動器の健康・日本賞「奨励賞」を受賞

 訪問リハビリテーション事業所福祉村サテライト出張所に所属している大河原七生(理学療法士)が公益財団法人 運動器の健康・日本協会が取り組んでいる「運動器の健康・日本賞」において「奨励賞」を受賞しました。この賞は日本全国各地で行われている各団体・機関および個人の運動器の健康増進活動の最も独創的かつ優れた活動を顕彰しているものです。

 

活動内容
 鷹栖町において理学療法士3名で「Tptティプト」という任意団体を設立し、活動の一つとして令和2年度より子どもたちの足を守るため「浮き趾(うきゆび)の調査」を開始。(浮き趾とは足の趾が床面と接地していない状態を指しており、外遊び量の減少や合わない靴を履くことが原因といわれている。)
 鷹栖町の保育園および認定こども園に通っている3~6歳の子どもたちを対象に、ピドスコープという機器を使用して足裏の形態計測を実施。調査初年度には80%以上の子どもたちに浮き趾がみられていたが、令和6年度には67.8%まで減少するなど、少しずつ成果が出始めている。また、足裏の形態計測の結果を保護者に個別的にフィードバックすることで、靴の選び方や姿勢についての知識を深めてもらう活動をしている。

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